課題解決先進国として
日本が目指すべき社会
「プラチナ社会」
日本は、資源・エネルギーの不足、地球や地域の環境問題、急激に進む高齢化、東京に一極集中する国土構造などの諸課題を、世界に先駆けて経験している「課題先進国」です。こうした経験を逆手にとり、日本が再生・成長するためのチャンスとして捉え、新たな活動を創造して日本を再生することで、「課題先進国」から「課題解決先進国」に転じることが求められています。
「環境との調和・共存」「健康で安心できる社会」などがSDGsと、「イノベーションによる新産業での雇用創出」などはSociety5.0の考え方と共通点があります。SDGsやSociety5.0とプラチナ社会を比較しての相違点は、プラチナ社会には「プラチナ構想ネットワーク」という運動論があることです。「人のネットワーク」と「ネットワークを動かすと本気で決意した人」を組織化することで、プラチナ社会というビジョンの実現可能性を高めています。
プラチナ社会の5つの要素
エコロジーで
人間にとって快適な自然環境の構築、環境との調和・共存
資源の心配がなく
エネルギー効率の向上、支援エネルギー活用、物質循環システムの構築
老若男女が全員で
生涯を通じた成長、社会参加の機会創造、健康で安心して加齢できる社会
心もモノも豊かで
文化・芸術に彩られた暮らし、飽和・停滞を打破する「限界を超えた成長」
雇用がある社会
イノベーションによる新産業の創出
プラチナ構想ネットワークとは
プラチナ構想ネットワークは、
「地球が持続し、豊かで、すべての人の
自己実現を可能にする社会」を
プラチナ社会と定義し、
その実現を目指しています。
地球と人類を視野に、日本に思いを致し、
先見性・全体性・具体性において、
優れた活動を行っていると自負しています。
3つのネットワークで
重層的に構成
自治体・大学・研究機関・海外都市を
ネットワークに結ぶことで、知識と情報・ものづくり・流通などの幅広い分野において、スケールメリットと新たな価値創出をもたらします。
大事なことは
「地域」の持つ力で対応し、
暮らしを良くしようとすること