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プラチナ構想ネットワークは、地球と人類の持続可能な社会を目指して活動しています。日本は多くの課題を抱えており、それらを成長の機会と捉え、課題解決先進国に再生する必要があります。プラチナ構想ネットワークは、先端技術と文化的創造力を活かし、持続可能な社会を実現するための活動を行っています。活動は現在、社会実装中心の段階に入り、自治体と企業・大学の連携や試みが進められています。組織形態も一般社団法人に転換し、活動の継続性を確保しています。SDGsやSociety5.0といった持続可能な開発や人間中心の社会の構築に向けた動きが進んでおり、プラチナ構想ネットワークも一層の尽力を約束しています。一緒にプラチナ社会を実現し、人類社会を先導しましょう。

一般社団法人プラチナ構想ネットワーク 会長
株式会社三菱総合研究所 理事長
東京大学 第28代総長

東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修士課程・博士課程修了。
工学博士

1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、2000年同大学大学院工学系研究科長・工学部長、2003年同大学副学長を経て、2005年4月から2009年3月まで東京大学総長。2009年4月より三菱総合研究所理事長に就任。2010年8月には、「プラチナ社会」の実現に向けたイノベーション促進に取り組む「プラチナ構想ネットワーク」を設立し、会長に就任。

専門は、化学システム工学、機能性材料工学、地球環境工学、CVD反応工学、知識の構造化など。
東京大学総長時代は、「東京大学アクション・プラン」を公表して改革を推進し、現代のリベラルアーツの構築、学術統合化などを進めてきた。
サステナブルで希望のある未来社会を築くため、“エコで、資源の心配がなく、老若男女がだれでも活躍し、心もモノも豊かで、雇用のある社会”を「プラチナ社会」と提言している。「プラチナ社会の実現」のため、日本の新たな社会づくりの方向性を示すとともに、課題解決先進国・日本として世界にモデルを示すための取り組みやさまざまなプロジェクトを推進している。

職歴

1988.7.1  東京大学工学部教授
1995.4.1  東京大学大学院工学系研究科教授

2000.4.1  東京大学大学院工学系研究科長・工学部長
2003.4.1  東京大学副学長
2004.4.1  国立大学法人東京大学理事
                       副学長
                       大学院工学系研究科教授兼務

2005.4.1  国立大学法人東京大学第28代総長
2009.4.1  国立大学法人東京大学総長顧問(2015.3.31まで)
                       株式会社三菱総合研究所理事長

2010.8.24   プラチナ構想ネットワーク会長

2022.1.14 一般社団法人プラチナ構想ネットワーク会長(代表理事)

上記以外の主な所属・役員等(2024.10.1現在)

NPO法人STSフォーラム 理事長
TM研究会 会長
北九州市アジア低炭素化センター長
一般財団法人ヒートポンプ蓄熱センター 理事長
公益財団法人国連大学協力会 理事長
共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 共創の場形成推進会議 顧問
超教育協会 会長
クリエイティブ・シティ・カウンシル アドバイザリーボードメンバー
グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク 理事
脱炭素チャレンジカップ実行委員長
住民の幸福実感向上を目指す基礎自治体連合(通称:幸せリーグ) 顧問

歴任

内閣官房総合海洋政策本部 参与会議 座長
化学工学会 会長
日本工学アカデミー 会長
教育再生会議 委員
日本学術振興会21世紀COEプログラム委員会委員
革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)ガバニング委員会 委員長
国立大学協会 会長
宮城県 みやぎ絆大使

受賞

2020年 瑞宝大綬章
2017年 Sheikh Mohammed Bin Rashid Al Maktoum Knowledge Award(ドバイ知識賞)
2016年 第9回海洋立国推進功労者表彰
2014年 平成26年度「情報通信月間」総務大臣表彰
2007年 Ordine Della Stella Della Solidarieta’ Italiana
2004年 平成15年度化学工学会学会賞

著書

「新ビジョン2050」地球温暖化、少子高齢化は克服できる
(単行本 – 日経BP社 2016年)

「課題先進国」日本
― キャッチアップからフロントランナーへ
(単行本 – 中央公論新社 2007年)

プラチナ構想ハンドブック
(単行本 – 日経BP社 2012年)

日本「再創造」
― 「プラチナ社会」実現に向けて
(単行本 – 東洋経済新報社 2011年6月)

(上記以外の著書)

「速度論」(朝倉書店1990年)
「入門熱力学」(培風館1996年)
「地球持続の技術」(岩波新書1999年)
「知識の構造化」(オープンナレッジ 2004年)
「東大のこと教えます」(プレジデント社 2007年)
「知識の構造化・講演」(オープンナレッジ 2007年) 
「Vision 2050:Roadmap for a Sustainable Earth」(Springer 2008年)
「低炭素社会」(幻冬舎 2010年)
「Beyond the Limits to Growth」(Springer 2014年)
「“多様なナンバーワン”作り」(財界研究所2016年)
「New Vision 2050」(Springer 2018年)