第15期プラチナ構想スクール


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全体概要

日 程:2022年7月~2023年2月

受講生:19名(大樹町、岩手県、矢巾町、大崎市、取手市、さいたま市、行田市、春日部市、東京都、葛飾区、鎌倉市、小田原市、浜松市、一宮市、豊田市、和歌山県、香川県、菊池市、大分県)
総 括:今年度は、北海道から九州まで日本各地の自治体からスクール生19名が修了しました。コロナ禍でありましたが、感染防止対策をしたうえで、講義はすべて対面開催しました。参加人数が多く、とてもにぎやかな構想スクールでした。

●第15期プラチナ構想スクール 第1回講義

 日程:2021年7月7日(木)、8日(金)

 会場:三菱総合研究所(東京都千代田区)

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2022年7月7日、8日に第15期プラチナ構想スクール(第1回)を開催しました。
講義1は、一般社団法人プラチナ構想ネットワーク会長の小宮山宏から「プラチナ社会の実現に向けてー新ビジョン2050ー」と題し、飽和をキーワードに2050年のプラチナ社会の実現について、ご講義をいただきました。
講義2は、日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社⾧の増田寬也様から「リーダーシップとマネジメントが地域を変える」と題し、県知事・総務大臣を歴任されたご自身の経験も踏まえたリーダーシップや、地方創生を成功に導くための課題について、ご講義いただきました。
講義3は、プラチナ構想スクール1期生である飛騨市役所農林部林業振興課長の竹田慎二様から「飛騨市の森を活かしたプラチナ社会の実現~小径広葉樹の新たな価値の創造による「広葉樹のまちづくり」」と題し、1期生として最終発表したわがまちのプラチナ構想実際に事業化した初の事例について、ご講義いただきました。
講義4は、東京大学未来ビジョン研究センター 准教授の菊池康紀様より、「地域資源と将来ビジョン」と題し、種子島のゼロカーボンの取組みを事例に地域の将来ビジョンについて、ご講演いただきました。
講義5は、株式会社三菱総合研究所 チーフコンサルトの山田英二様より、「自治体の政策プロセスを科学する ―ロジックモデルとEBPMの展開—」と題し、事業立案等の政策形成を行うために必要な手法を学ぶためのワークショップを実施しました。
今回の講義は、受講生の他、自治体会員、法人会員の皆様方にオンラインで聴講いただきました。

【各講師による講義】

【講義・ワークショップの様子等】

●第15期プラチナ構想スクール 第2回講義

 日程:2022年8月3日(木)、4日(金)

 会場:東京都市大学二子玉川夢キャンパス(東京都世田谷区)

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2022年8月3日、4日に第15期プラチナ構想スクール(第2回講義)を開催しました。
第2回講義は、全国の中学生を対象に、プラチナ社会実現に寄与する「未来人財」の育成を目的としている「プラチナ未来人財育成塾」との初のコラボ開催をしました。
「プラチナ未来人財育成塾」では、「2040年の社会」をテーマに中学生自らがどんな社会にしたいか自分になにができるかを考え発表を行いました。スクール生においても中学生と同じテーマに取組み、お互いに発表し合うグループワークを実施しました。
プラチナ未来人財育成塾についてはこちら

【グループワークの様子等】

●第15期プラチナ構想スクール 第3回講義

 日程:2022 年 8 月 25 日(木)、26日(金)

 会場:霞が関ナレッジスクエア(東京都千代田区)

    三菱総合研究所(東京都千代田区)

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2022年8月25日、26日に第15期プラチナ構想スクール(第3回)を開催しました。
講義6は、信州大学教授、株式会社X-Scientia代表取締役の古山通久様から「カーボンニュートラルに向けた潮流と地域目線での課題と展望 」と題し、脱炭素に向けた社会の変化や地域再生可能エネルギーの役割、国内の事例等を元に、脱炭素で起こす地域のイノベーションについて、ご講義いただきました。
講義7は、東京大学高齢社会総合研究機構名誉教授の秋山弘子様から「長寿社会の可能性」と題し、長寿社会における個人・社会・産業それぞれの側面からの課題と可能性、求められる長寿社会のまちづくりについて、ご講義をいただきました。
講義8は、北海道大学 COI拠点長、(株)日立製作所シニアプロジェクトマネージャーの吉野正則様から「こころとカラダのライフデザイン拠点 」と題し、少子化の現状と、北海道大学COI拠点と北海道岩見沢市の低出生体重児対策等少子化対策の今後の展望について、ご講義いただきました。
講義 9 は、株式会社リクルートじゃらんリサーチセンター長 沢登次彦様から「ポストコロナの観光 ~未来につながる必要な戦略とは 」と題し、旅行ニーズの変化と、ポストコロナの地域観光の課題と解決策について、ご講義いただきました。
講義10は、株式会社エムスクエアラボ代表取締役 加藤百合子様から「農業 × ANY = HAPPY 」と題し、農業の課題解決から自身が事業創造したやさいバスの取組みや、世界的に農業が人類にとってどうあるべきかについて、ご講義いただきました。
特別講義では、浜松市長 鈴木康友様から、「サステナブルな自治体経営 」と題し、財政危機と人口減少の課題をサステナブルをキーワードに浜松市の取組みについて、ご講義いただきました。
講義 11は、株式会社三菱総合研究所 参与 吉田直樹様から、「社会的インパクト創出へのフレームワーク」と題し、次回浜松市への現地調査内容のアップデートを目的にグループワークを行いました。

【講義・ワークショップの様子等】

●第15期プラチナ構想スクール 第4回講義

 日程:2022年9月13日(木)、9月14日(金)

 会場:三島市民文化会館(静岡県三島市)

    浜松市役所(静岡県浜松市)

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2022年9月13(火)~15日(木)に第15期プラチナ構想スクール(第4回)を開催しました。
講義 12は、NPO法人グラウンドワーク三島 専務理事・事務局長 渡辺豊博 様から、市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを組み、源平川の身近な環境改善を進めるグラウンドワーク活動について、ご講義をいただきました。
その後は、環境保全の取り組みを30年に渡って継続し、市民の憩いの場となっている源平川の視察に行きました。
浜松市では各チームで調査先にアポイントを取り、ヒアリングを実施しました。
最終日には、現地調査の結果について、浜松市長の鈴木康友様に調査報告を行いました。

【講義・ワークショップの様子等】

●第15期プラチナ構想スクール 第5回講義

 日程:2022年10月24日(月)

 会場:オンライン

※第5回は第10回プラチナ大賞を視聴する回です。

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2022年10月24日(月)に第15期プラチナ構想スクール(第5回)を開催しました。
第5回は、神田明神ホール(東京都千代田区)で開催された「第10回プラチナ大賞最終審査発表会・表彰式」をオンラインで視聴し、最終審査発表を行った15団体の先進的な取組発表を視聴し、模擬審査を実施しました。
新たな知識の蓄積のみならず、最終回の「わがまちプラチナ構想」の発表のヒントを得る機会となりました。

【第10回プラチナ大賞集合写真】

●第15期プラチナ構想スクール 第6回講義

 日程:2022年11月10日(木)、11日(金)

 会場:三菱総合研究所(東京都千代田区)

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2022年11月10日、11日に第15期プラチナ構想スクール(第6回)を開催しました。
講義13は、東京都市大学教授の佐藤真久様から、「ソーシャル・プロジェクトを成功に導く発想と技法」と題し、SDGsの本質から自治体が求められる地域の課題対応力について、ご講義いただきました。
講義14は、株式会社三菱総合研究所主席研究員の石井和様から「リスクマネジメント・危機管理」と題し、自治体を取り巻くリスク、自治体が求められるリスクマネジメントと危機管理、災害対応について、ご講義いただきました。
講義15は、真庭市長の太田昇様から、「脱炭素先行地域『真庭』の挑戦~地域資源を生かした真庭市の戦略~」と題し、地域資源である森林を活用し、脱炭素、SDGsに向けたゼロカーボンシティの取組みについて、ご講義いただきました。
講義16は、株式会社三菱総合研究所主席研究員の村上文洋様から、「行政DXの進め方~ 脱皮できない蛇は死ぬ ~」と題し、先進的な市町村の取組みをご紹介いただきながら、行政におけるDXの意識と組織の改革について、ご講義いただきました。
講義17は、株式会社グラファー代表取締役CEO の石井大地様から、「行政サービスのデジタル化」と題し、行政手続きのDX化を進める自社サービスの工夫点や、行政デジタル化の課題と展望について、ご講義いただきました。
講義18は、スクール長/名古屋大学附属病院教授の水野正明様から、「地域包括ケア」と題し、世界と日本の医療の現状、これまでとこれからの地域包括ケアについて、ご講義いただきました。
最後に、わがまちのプラチナ構想の評価基準作成ワークショップを行いました。

【講義・ワークショップの様子等】

●第15期プラチナ構想スクール 第7回講義

 日程:2023年2月2日(木)、3日(金)

 会場:三菱総合研究所(東京都千代田区)

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最終日の第7回講義では、受講生自らが受講期間を通じて、「わがまちのプラチナ構想」と題した事業案を作成し、本研修の最終成果発表を行いました。講評者から鋭いご指摘や構想の実現に向けてのアドバイスをいただきました。
発表終了後には修了式を行い水野スクール長からスクール生一人一人に修了証書が授与されました。
今回、スクール生が策定・発表した構想が、それぞれの地域で実現することを期待しております。
また、当会として修了生が各自治体 でプラチナ社会の実現を持続的に推進していただけるようバックアップしてまいります。
講評者
一般社団法人プラチナ構想ネットワーク会長 小宮山宏(第 1 回講義講師)
プラチナ構想スクールスクール長 水野正明(第6回講義講師)
地域経営ラボ 山田英二様(第 1 回講義講師)
三菱総合研究所 吉田直樹様( 第3回講義講師)
地域経営プラチナ研究所代表 平尾勇様
信州大学 教授 古山通久様(第 3 回講義講師)
埼玉県庁 坂田直人様(第 1 期修了生)
立川市役所 金子裕行様(第 5 期修了生)
戸田市役所 梶山浩様(第 7 期修了生)
さいたま市役所 小島淳史様(第 8 期修了生)