珠洲市

大学との連携を通し、過疎地を活性化

学びのポイント

1. 地域のネットワークを活かした現地密着型の教育研究と地域貢献

珠洲市をはじめとする奥能登の自治体や各団体とのネットワークを活かし、里山里海の生物多様性研究、黄砂など大気環境の国際的モニタリング、自動運転技術の実証実験といった研究事業などが行われています。地域のネットワークを活かした、大学拠点の活用の可能性を学べます。

2. 自治体と大学のネットワークを活かした地域づくり活動のスケールアップ

里山里海を活かした地域づくりのリーダーを養成する「能登里山里海マイスター育成プログラム」は、域学連携による地域活性化のモデルとして高く評価されています。また、里山保全を目指すNPO法人の設立やコミュニティレストランの開業など、市民による新たな動きも広がっています。このような住民主導によるイノベーションについて学べます。

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珠洲市は金沢大学との提携により、2007年10月から市内の空き校舎(旧小泊小学校)を活用して人材養成事業「能登里山マイスター養成プログラム(現在は「能登里山里海マイスター育成プログラム」に名称変更)」を開いている。

このプログラムでは、2011年6月に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を世界に発信し、同時に課題解決に取り組む人材を養成するのが目的だ。受講生は1年間、隔週土曜日にこの学舎で里山や里海の課題などを学ぶ。過去8年間で、珠洲市在住の45名を含む128名の修了生を輩出した。市外の受講生うち13名が珠洲市にIターンし、同市や奥能登を中心に1次産業などの分野で活躍している。さらに地域の青年グループと「青年リーダー100人会議」を開催するなど、連携をスケールアップさせている。