柏の葉スマートシティ

世界に誇る未来都市、「柏の葉スマートシティ」

学びのポイント

1. 大規模災害時のライフライン維持システム

大震災など災害による停電時においても、複数の主要施設に6割程度の電力が約3日間にわたって提供される、世界でも珍しい最新システムを見ることができ、そこから大規模災害の際のライフライン維持システムを学べます。

2. 最新のエリアエネルギー管理システム

日本の環境・エネルギー技術の粋を集めたエリアエネルギー管理システム(AEMS)を見学することができ、太陽光パネルや蓄電池などの「分散電源」と、電力会社から供給される電力の使用を適正化する仕組みを学べます。

3. 本格的なスマートグリッド

日本初の、街区を超えて電力を融通しあう本格的なスマートグリッドを採用した施設を見学でき、スマートグリッドの未来のあり方を学べます。

4. 新産業が育ちやすい街づくり

東京大学がサテライトキャンパスを置くなど、世界の研究資源が集まっているほか、新産業育成支援を行う施設を見ることができ、新産業の創造に重点を置いた街づくりが学べます。

5. 高齢化社会を見据えた街づくり

子どもから高齢者まで、皆が健康で元気に暮らせるようサポートする施設を見ることができるほか、健康増進プログラムなど地域をあげての健康への取り組みを学べます。

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世界の未来都市はどうあるべきか――。世界各国では計画にもとづき、精巧に作られた模型が次々と公開されているが、環境・エネルギー、超高齢化、新産業創生といった世界共通の課題に向き合う未来都市のあるべき姿が実際に体現されているのは、世界でも「柏の葉スマートシティ」(千葉県柏市)のほかにないだろう。

柏の葉スマートシティが他の未来都市構想と一線を画すのは、大震災など災害への備えがシステムとして導入されており、すでに稼働している点だ。「地震大国」日本では、巨大地震が起こると電気や水道などのライフラインが復旧するまでに3日間かかると想定されているが、その間、地域内の事業者や住民が持ちこたえるのに必要な電力や水を供給できるという。近年、個別の建物でこのような設備を整えてきているケースは増加しているが、コミュニティ規模でシステムが実際に稼働しているのは、柏の葉スマートシティだけだ。