“日本を学ぶ、日本に学ぶ”

日本版テクニカル・ビジット「プラチナ・ツーリズム」は、テーマ型、学習型、体験型の新しいインバウンドのスタイルです。

日本は世界に先駆けて、エネルギー、環境、防災、少子高齢化などの社会的な課題に直面し、その克服のために取り組んできた実績があります。これらは、いずれ他の国々が向き合わなければならない、世界共通の課題です。その解決に向けて有効な日本の先進的技術、ノウハウ、文化、取り組みを「プラチナ資源」と位置づけ、「日本を学ぶ、日本に学ぶ」新しい観光のあり方を推進するのが、プラチナ・ツーリズムです。

平成27年に日本を訪れた外国人は前年比47.1%増の19,737,409人と、10年前の約3倍に急増しました。政府は、平成32年に開催される東京五輪までに訪日外国人観光客を2000万人にするとの目標を掲げてきましたが、目標達成が確実な情勢になったことから、平成32年の目標数を4000万人に倍増しています。

今後、増加する外国人観光客を受け入れ、人口減社会に突入した日本の経済浮揚の起爆剤にするためにも、観光資源の掘り起こしや事業化が不可欠になってきます。日本各地には魅力的なプラチナ資源が多く存在するものの、残念ながら、その価値に気付いていなかったり、「磨く」作業が行われていなかったりするケースが大半です。

一方、欧米の「観光産業成熟国」では、視察型の「テクニカル・ビジット」がすでに定着し始めています。日本でも、外国人観光客に「プラチナ資源」を見て、聞いて、体験してもらい、「学び」の機会を持ってもらうことは、地方を活性化させ、「地方創生」につながるのではないかと考えます。これを推進するのは、プラチナ・ツーリズムの使命です。