シンポジウム
第7回 シンポジウム
- 開催日時
- 2014年1月27日(月)14:00~17:00(開場:13時40分)
- 開催場所
- 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町5F
日本橋三井ホール
1月27日(月)、東京・日本橋三井ホールにて「第7回シンポジウム」を開催いたしました。
第7回シンポジウムでは、『社会を変える!「プラチナソリューション」~ プラチナ社会実現のための挑戦~』と題して、わが国の課題の中からエネルギー、教育、健康・医療の3分野を対象に、規制や社会システムの旧弊や障壁に向き合い課題解決に力強いアクションを行っている先進的な取組みを「プラチナソリューション」と名付け、地方自治体、民間事業者、学識経験者のそれぞれの立場から発表いただきました。ご来賓、当会会員、関係者、マスコミを含め250名以上の方々が来場し、具体的な取組みの報告に真剣に耳を傾けていただきました。 ご来賓としてご来場いただきました次代を担うリーダー、自由民主党衆議院議員 宮澤博行様、公明党衆議院議員 伊佐進一様、民主党参議院議員 藤末健三様からは当会の今後の発展に向けご期待、応援を頂戴いたしました。
エネルギー分野では「水素エネルギーの普及に、今求められるもの」と題し、次世代のエネルギーとして注目される水素エネルギーの普及に向けて水素スタンド等供給・流通インフラの整備に係る規制等の課題やその解決の方向性について具体例等に基づき報告いただきました。教育分野では『「教育の情報化」普及への挑戦 ~ 実装の現場から ~』からと題し、「教育の情報化(教育現場へのデジタル技術の導入等)」による子どものコミュニケーション能力や学習の質の向上等が期待されるなかで、その普及は欧米やアジア諸国に大きく遅れを取っている現状、そして教育の情報化で教育現場はどのように変わるのか、その効果および普及に向けた取組みを報告頂きました。健康・医療分野では「地域医療の未来を拓く ~ ICT活用を阻む壁 ~」と題し、ICTを活用した医療情報連携や遠隔医療などの取組みを阻む法制度等について明らかにし、特区等での取組みや自治体での独自の取組みを報告頂きました。
以上の3分野の報告の後、「イノベーションを促す規制改革」と題し総括講演をいただきました。「社会の進歩を早めるため、技術と制度(改革)を共に進めることが重要」、「ITを活用したリアルタイムで規制に関する情報を収集するシステムが開発中であり、協力戴きたい」と報告がなされた。 最後に、当会会長小宮山が「まとめ」として、「プラチナ社会の目標はQOL,実装で規制を越えて行こう」と力強く総括をいたしました 。
お忙しい中ご講演頂きました皆様に深く感謝申し上げますとともに、当日ご出席、ご視聴くださいました会員並びに関係者の皆様にも厚く御礼申し上げます。引き続きプラチナ構想の実現に向け努めていく所存です。皆様方のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
講演動画
- 開会挨拶
プラチナ構想ネットワーク 会長 小宮山 宏 - 来賓ご挨拶(3:35~)
自由民主党衆議院議員 宮澤 博行様
公明党衆議院議員 伊佐 進一様
民主党参議院議員 藤末 健三様 - 講演「水素エネルギーの普及に今求められるもの」(16:30~)
経済産業研究所コンサルティングフェロー 安藤 晴彦氏
JX日鉱日石エネルギー株式会社 研究開発企画部長 斎藤 健一郎氏 - 講演「教育の情報化普及への挑戦 ~実装の現場から~」(52:24~)
慶應義塾大学 メディアデザイン研究科 教授 中村 伊知哉氏
荒川区長 西川 太一郎氏
- 講演「地域医療を拓く ~ICT活用を阻む壁~」
香川大学 瀬戸内圏研究センター 特任教授 原 量宏氏
遠野市長 本田敏秋氏 - 講演「イノベーションを促す規制改革」(31:25~)
政策研究大学院大学 准教授 角南 篤氏 - まとめ(58:33~)
プラチナ構想ネットワーク 会長 小宮山 宏 - 閉会挨拶(1:21:25~)
プラチナ構想ネットワーク 幹事長 渡 文明